そして車が動かなかった

ツブヤキ#218

前回の記事「ボランティアが足りない」には、続きの話が・・・

御船町での活動も終わり、さて家路につこうかと車に乗り込むと・・・

あれ?エンジンスイッチが回らない。あまりに固くてうんともすんともいわない。

もしやハンドルロックか?

説明書を引っ張りだし、書いてあるとおりハンドルを左右に動かしながらキーを回そうとしますが、固いまま。

車の使用率が高い妻なら分かるかと電話で聞いてみると、「ハンドルロックじゃないの?」と。まあ同じことを考えていました。

説明書のあちこちを探してやってみますがやっぱり動きません。そこで妻がロードサービスに電話してくれました。そしてひたすら暗い車内で待つことに。

車に乗り込んで約2時間後、やっとお助けが来ました。車を積めるような大きなトラックで。

スタッフの方に事情を話し、見てもらいました。私がやったようにハンドルロックの解除を試み、そのうちエンジンキーに明りをあてて見た後、外に出てボンネットを開けて何やら取り付け、運転席に移ると、そのときエンジンがかかりました。

おおっ!

スタッフ曰く、「バッテリーがあがってますね」。

え?

日中車を止めている間はライトを点灯しっぱなしにしてたわけでもないのに・・・

聞いてみたところ、

「このバッテリー、新車の時から換えてませんか?」

「・・・たぶん換えてませんね」

「寿命ですね」

「へ?」

「バッテリーは3年ごとに交換したほうがいいです」

・・・そうなのね。

5年前に妻が子どもと宮崎に住みはじめて買った車。もう3年はとうの昔に過ぎてました。

恥ずかしいことに、私はこの時、定期的にバッテリーを換えなければならないことを初めて知りました。

「どうしたらいいでしょう?」

「ガソリンスタンドなどで交換してもらったほうがいいですよ。エンジン切ると動かなくなりますから。」

「え?」

「どちらまで行かれます?」

「宮崎まで」

「エンジン切らなければ大丈夫ですけど、あとはうちに着いてからご自分で交換するか、ですね」

もうそのとき、すでに夜の9時。

こんな時間で、営業しているガソリンスタンドを探し当てられるのか?と思いましたが、想像してみました。

そのまま宮崎まで戻ったとすると、次の朝は車を動かせず、車を使えないままバッテリーを買いに行き、戻って取り付けるのにあれこれ・・・ああムリムリ。やっぱり途中でバッテリー交換して帰ろう。

まさかはるばる熊本まで来てバッテリーの寿命を宣告されると思いませんでしたよ。

国道3号まで出れば24時間のガソリンスタンドもあるだろうと思い、とりあえず宮崎の方に向かいます。

3号に出るとさすがに幹線道路だけあって営業しているガソリンスタンドをすぐに見つけましたが、1軒目は今取り付けてあるものより小さな容量のものしかなくて断念、2軒目で今のものよりもかなり大きな容量のものでしたが取り付けてもらい、無事家にたどり着くことができました。

私は運転歴は28年になりますが、埼玉に住んでいた時は車を持っていませんでしたので、私の車の所有歴は約2年。人様のいろいろな車を使っていたおかげでたいていの車は運転できますが、メカ的なことはあまりよく分かりません。

いい勉強になりました。

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