#208
【読書】親の入院・介護が必要になったときに読む本
豊田 眞弓 日本実業出版社
親の介護。
考えたくはないですが、多くの方はそれなりの齢になればそういうことも視野に入れざるを得ないでしょう。
私の両親は有り難いことに今のところ大丈夫そうですが、やはりそろそろ心の準備でも・・・しなくてはならないと思うようになりました。
この本は、タイトルどおり、親の介護が必要になったときにどうしたらよいか、いろいろなアドバイスを与えてくれる本です。
親が倒れたらまず何をすべきか、何が必要か、何ができるか。
知っておきたい医療保険。
親が病院を退院して介護生活に入る時に考えるべきこと、決めるべきこと、やるべきこと。
利用できる介護保険制度と様々なサービス。
介護や生活や費用を考慮した介護施設選び。
場面場面で知っておきたい介護の具体的な方法。
遠距離介護はどうしたらよいか。
そして、親が倒れる前にやっておくこと。
親が元気なうちにこれを読んでも今ひとつ実感がわかないのですが、あらかじめ読んでいた方が何となくイメージは掴めるでしょう。なるべく理解しやすいように、表や絵、各団体への連絡先リストなどが多用されています。
ただ、制度や保険など、年々変わるとは思いますので、いざ利用する場合には最新の情報を抑えておきたいところです。
そして「親が倒れる前にやっておくこと」という章。
親のニーズや健康、保険などについて確認するシートが付いてます。これは親が元気なうちにシートの記入をして状況を把握しておいた方がいいでしょう。
私も早速これをやってみようと思います。
2013-1-26
カテゴリー:医療と健康