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#241

【読書】自分をえらんで生まれてきたよ

いんやく りお サンマーク出版

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  この本を読んで、(ご本人は天使にお迎えしてもらったと言ってますが)私はこの本に記録されている言葉を語った「りお君」こそが天使ではないかと思いました。

 神様からもらった言葉や教えてもらったことを伝えてくれる、小さな天使。

 本では、生まれた時から病を抱え、何十回という手術を経験した「りお君」が、しゃべりはじめてから9歳までに語った言葉の数々を集めているそうですが、何か「天からの伝言」に思えて仕方ないのです。

 この本でりお君が語るのは、生まれる前にりお君が神様とした会話、お母さんのおなかに入ると決めたこと、おなかの中でのこと(きゅうくつだったと言っているのは意外な感じがした!)、家族のこと、病気のこと、これからのこと、そして世界の平和のこと・・・

 このお母さんのところに決めた、というのは、どんな困難も覚悟できている、ということ。大人でもなかなかできない決断。

 言葉がやさしいのでさらっと読み流してしまいがちですが、その中身は濃密です。
 ふーん、なんて思いながら読みますが、そのうちじわっと浸みてきて、もう一回戻ってみたり。

 言葉も絵も、あたたかくてやさしい。

 少年少女の心は辛うじて残っているが子ども心はすっかり忘れてしまった大人たちのために。

2013-4-18
カテゴリー:生き方暮らしと子育て
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