#66
クスリはおやつのようには甘くなかった。
つい先日、ムスメがけがをしました。
駅に向かう途中、先を歩いていたカミさんのもとへ走り出したムスメは、足がもつれてバーンと転びました。
ぎゃんぎゃん泣きじゃくるムスメを起き上がらせてみると、額からドクドクと血が。
タオルで血を拭いてみると額に小石大の「穴」が開いているじゃないですか。びっくりしました。
急いで近くの病院に連れて行きお医者に診てもらいましたら、まあ大したことないということで、細い医療用のテープで皮膚を引っ張って穴を塞ぎ、ハデに大きな絆創膏を貼ってもらいました。
後日、里親の集まりの時に、大先輩Oさんに「あらー、久しぶりに見たわー、額にこんなに大きな絆創膏貼ってる子。昔はいっぱいいたけど」と言われましたが。
***
それはそうと後日談。
その後お医者に経過を診てもらった時に、粉薬をもらったそうで。
今までお医者で飲み薬もらった経験の無いムスメは喜んで、「あたしのお薬!」と大はしゃぎ。
ご飯食べてから自分から「お薬!」と言って、うれしそうに座って、カミさんに「スプーン取ってー」などと言ってスプーンに薬をのっけてもらって、嬉しそうに飲んだそうな。
・・・
そしたら急に顔がしかめっ面になって「みず!みず!にがーい!もうお薬飲まない!」と言って手で口を押さえて逃げていったそうですよ。
残念だったねえ。
2012-12-3
カテゴリー:こどもとともに