#160
春の味
2015-3-13
先日娘が、保育園に行っている間に摘んだつくしを持って帰ってきました。
おかーさん、これ食べる!と。
娘が通う保育園では、スイバやらムカゴやら、食べられる野草や木の実を実際に採って食べることを体験します。私が子どもの頃にはそんな経験は無かったと思います。
たくましくなった娘。
もし戦争が起きて食糧難になった時、娘は最後まで生き残りそうな気がします。
娘は母子で宮崎にて二人暮らししている間に何度かつくしを食したようですが、私は初めての体験。
妻が炒め物にしてくれました。
お味は・・・美味しいね!見かけによらず。
どことなく味や食感が百合の花に似ているような気がしました。
自然に生えてきたものが持つ、自立する生命力の強さのためなのか、淡いほろにがさと香ばしさを持った何ともいえない「大地の味」を感じます。
地球というところは、4年前の震災のように厳しい面を持つと思えば、こんな豊かな自然の恵みを育む優しい面を持っています。
地球は私たち人間のためのものではなく、私たち人間が、地球に住まわせてもらっている動物の一種に過ぎないということを、謙虚に受け止めなければなりませんね。
カテゴリー:つぶやき