#163
再出発
2015-4-11
昨年から今年始めにかけて、何回か里親の認定前研修を受けてきましたが、ようやく里親の認定を受けることができました。
今後、わが家に里子が来るかどうか分かりませんが、わが家にもう一人、子どもが来るのが望ましいということであれば、神様がそのような手配をしてくれることでしょう。
娘は兄弟(姉妹)が欲しいと言っており、娘は弟または妹を望んでいますが、娘の望み通りになるかどうか、そればかりは分かりません。それでも、もしかしたらお兄さんかお姉さんかもしれないよ、と言いましたらそれでもいいと言います。
この間まで通っていた保育園は兄弟姉妹で園に来ていた子たちが多かったので、ちょっとうらやましかったのでしょう。
娘は妻に、「おかーさん子ども産んでー!」と、子どもを産めない妻に向かってなかなか度胸のあることを言います。
妻が、うーん、お母さんは産めないんだよ、と言うと、じゃあ買ってきて、と、これまた仰天するようなことを言います。
昔娘は、おとーさんとおかーさんはH(娘)ちゃんを買ってきたんでしょうー、と言ったことがありました。
買ってないよ、Hを産んだお母さんがHを育てられないからって乳児院に預けて、それからおとーさんとおかーさんが乳児院に行って何回もHに会って、おうちでいっしょに暮らせそうだったからHがおうちに来ることになったんだよ、と説明したことがありましたが、どこまで理解しているか。
それにしても、子どもの発想って、自由ですね。
ところで、娘もこの4月で小学一年生になりました。
未だに赤ちゃんが抜けない甘えん坊ぶりに、娘は本当に小学生になれるのだろうか?という思いでしたが、小学校の体育館で行われた入学式では、他の新一年生とともに、入場・整列・起立・礼・着席・退場などをちゃんとやってましたし、登校1日目も問題なく行ってきたようなので、とりあえずほっとしました。親が思う以上に、娘の中の大人の部分は育っているのですね。
娘が小学校に入学するにあたって、感じたことがありました。
私がちょうど1年前、埼玉から宮崎に越した時は、私の仕事も変わり、住む所もこれまで住んでいたところから遠く離れ、私の生活そのものが大きく変わりましたが、それまで3年間宮崎に住んでいた妻や娘の生活は、私が同居するために転居はしたものの、それ以外のこと、娘の保育園への通園を中心とした生活はそれまでと同様に継続されました。
しかし今回は、住む所は変わらないけれども、娘の生活が大きく変わることになった。
子どもの送り迎えはしないし、子どもの弁当も作らないし、何より、子どもが学校で「勉強をする」ことが中心の生活になる。親も子どもも、学校行事やら地域やらで関わる人も変わるし多くなる。
私としては、1年前に私の生活が変わったことよりも、今回娘が小学生になったことのために、より気持ちが新たになったような気がしました。
子どもの生活スタイルが変わるというのは、親の気持ちも生活も大きく変わるものなのですね。
それに加えて、1年ぶりに里親としての新たなスタート。
里親会にも顔を出し、新たな関係を築くことになります。
もし縁があれば、新たに子どもが我が家にやってくるかもしれません。
我が家の新しい生活。
再出発です。
カテゴリー:こどもとともに