3月、娘は小学校を卒業しました。最後の約2年、授業に出席することなく。卒業式の日、卒業式には出席せず、卒業生と親御さんたちが皆帰った後の午後、車でこっそりと学校に向かい、校長室で校長先生から卒業証書を受け取りました。その時の担任の先生、そしてまだ学校に残っていた、かつてお世話になった先生たちも校長室に来てくださり、最後にいろいろとお話をしました。親としては、このような形で娘が卒業を迎えることに少々寂しさも感じましたが、娘としてはこれが精一杯だったんじゃないかな。
4月、娘は中学生になりました。入学する中学校は地元の公立中学校ですが、何人か不登校生がいるらしく、そういう子たちが出入りできる教室もあるとのことでした。
入学式、予想通り娘は「不参加」。正確には、中学校のご配慮で、zoomによる入学式の配信があり、娘は「zoom」で入学式に参加しました。
授業も出ずにずっと家で生活しているのに、自動的に小学校を「卒業」し中学校に「入学」する様子が不思議な感じもしますが、娘「個人」としてを見てみると、緩やかですが変化は感じられます。学校に行かないことについては娘に今更何も言うことはないのですが、不登校初期に取り組んでいた「通信学習」も早々と辞めて、ここ1年半は「無学」だったので、さすがにそろそろ「学業」にどう取り組んでいくか、娘の様子を見ながら考えていきたいと思います。