昼夜逆転

早いもので、娘もこの4月に中学3年生になります。

昨年中頃からこの春まで、娘の生活にちょっとした変化がありました。

一つは、自分の部屋で寝るようになったこと。

妻の布団(ダブルベッドのサイズですが)一つに、体がどんどん大きくなっている中学生と大人が一緒に寝るのは窮屈らしく、娘は寝返り打って布団からはみ出ても起きませんから結構平気なようでしたが、妻は夜中に体がぶつかるので目が覚めると言っていました。

個人差があるとはいえ、中学生になってもまだ親と一緒に寝ているのは大丈夫なのだろうか、とずっと気にはなっていましたが、ようやく夏頃から自分の部屋で寝るようになりました。

もう一つは、夜更しの習慣が付き、生活が昼夜逆転するようになったこと。

相変わらず勉強は全くしないものの、不登校友達とオンラインでつながって、タブレットとパソコンでおしゃべりしたりオンラインでゲームをしたりしているようでしたが、wi-fiに時間制限を設定していたので、夜9時以降はインターネットにつなげることはできず、10時〜11時くらいには就寝していました。

ところがその後、妻が娘にスマートフォンを貸すようになる頃から、就寝がさらに遅くなっていきました。スマートフォンは電話回線でインターネットにつながりますし、テザリングっていうのができますから、wi-fiが停止しようが関係ありません。

これじゃwi-fiに時間制限かけても意味が無い、ということで制限は解除し、終日ネット接続可能になりました。そうなるとさらに夜更しが進み、昨年の年を越す頃には昼前に起きて明け方に寝るという生活サイクルが出来上がりました。娘のお友達は以前から夜型なので、そのお友達と毎晩楽しそうにおしゃべりする声が聞こえてきます。まあ、娘ももう14歳、寝る時間まで口出ししなくてもいいか・・・と思うようになりました。

それでも娘は自分の将来について考えることがあるのか、妻によると娘から高校進学についての話もチラホラと出てくるようで、そのための「やる気スイッチ」がいつ入るのだろうか・・・と親としてやきもきすることもありますが、そうしたマイナスの気持ちで毎日を送っていてはせっかくのこの貴重な「娘と家で過ごす日々」が台無しになってしまう、それならばもう少し前向きな気持で娘に接していこう、と思うようになりました。

娘の「内なる」成長を信じたいと思っています。

思い立ったように、いちごあめを作りに台所に出てきました。「お父さんちょっと手伝って」

「・・・はい。」

平日の昼下がり。

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