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#45

親が死ぬまでにしたい55のこと

親孝行実行委員会 泰文堂 (2010)

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 「親孝行したい時には親はなし」という言葉、まあこれまで耳にタコが出来るくらい聞いた言葉ですが、頭で分かっていてもなかなか実行に移せないものです。

 ここに紹介された「55のこと」は、実際にあった55の物語。
 語ったのは年齢も20〜40代の方たちで、親が健在の方もいれば亡くなった方もあり、思い出話、今後やろうと思っていること、いろいろありますが、それぞれ短い文章ながらそこに親とのささいながらも様々なドラマがあり、おもわずじんわりと目頭が熱くなります。
 と同時に感じるのは、どの家族であっても、親子愛というのは皆同じなんだなあということ。どの物語も、何となく自分のことのように感じられるのが不思議なのです。

 ここで語られるのは、大人になったからこそ分かる、親が子に注ぐ愛の気持ち。実はわずかしかない、親と過ごす時間の中での、親との交流のススメ。

 ちなみに、この本の55の物語のうち、私が実行していたのは、わずか11でした。まだ時間はある(と思う)ので、いくつかやってみようと思います。


2011-9-27
カテゴリー:生き方
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