#52
暴かれた[闇の支配者]の正体
ベンジャミン・フルフォード 扶桑社 (2007)
4年前の、ちょっと古い本ですが、今でも十分通用する話だと思います。
アメリカって国は本当に貪欲な国です。富のためなら何でもします。
戦争で負けた日本は、アメリカの教育にすっかり洗脳されました。「日本の教育を変えて、今後は天才が出ないようにします。」かつて日本の教育改革を担当したGHQの役人は、こう豪語したそうです。最初から、アメリカのために働くように仕組まれていたのでしょう、しかも私たち日本人にはそうとは分からないように。
世界の経済は、アメリカのフリーメーソンなど「闇の権力」と呼ばれる、主に「政治家や大資本家、軍事産業や石油産業の複合体」が牛耳っており、アメリカ政府も実態は彼らの言いなりなのだそうです。
日本の最近の話では、小泉元首相による郵政民営化が、民営化によりその金を容易にアメリカに流れる仕組みにしたことなんかを書いてます。こんなことを、どれだけの日本人が知っているでしょうか。
この本を読むと、日本政府や経済界がいかにアメリカに操られているかがよく分かります。
今の民主党は、すっかりアメリカの方を向いてしまいました。たぶんいろいろ脅されているのでしょう。これまでもアメリカに抗う人は不幸な末路をたどっているようですから。
これからの日本に必要なこと。メディアでは一切報道しないこのようなことを一人でも国民が知って、国民全体でノーの声をあげること。そう思います。
2011-10-19
カテゴリー:世界の社会問題/世界の社会事情と外交