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#69

楽しい人生を生きる宇宙法則

小林 正観  講談社 (2006)

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 その昔、自分に自信が無い私は、この手の自己啓発本をむさぼるように読んだ時期がありました。
 さすがにこの手の本ばかり読むと、書く人も書いてある内容も皆違うのに、「あ、これ、どこかで読んだような・・・」という箇所に頻繁に出会い、人生がうまくいく方法というのはある程度決まっているんだ、と感づきましたが、そのうちそんな読書も飽きてしまい、最近はご無沙汰といったところで、久しぶりに正観先生の本、読みました。

 正観さんといえば「宇宙」シリーズですが、つまり、宇宙を味方につければ人生がうまくいくと、こう言ってます。ま、私が言っても説得力無いですけど。
 宇宙には法則があって、それに則れば人生はうまくいくようになっているんだそうです。そんでもって人は全部人生のシナリオを書いていて、そのシナリオどおりに決まっている人生を歩んでいる、と。

 何?人生の岐路に立ったら、必ず選択というものをするではないか。でも、正観先生に言わせれば、その選択も予め決まっていることなのだそうです。だから、頑張らなくていい、今できることをきっちりやりなさい、と。
 まあ、そう言われると、妙に納得し、焦りも無くなります。

 さわりだけ聞くとなんとなく胡散臭い雰囲気がありますが、今までのたいしたことのない私の人生の中でも「確かにそうだ・・・」と思うフシがあるのが不思議です。

 印象深かったところ。一生涯で自分が喜びとして味わう総量と自分が辛いと思う総量は同じようになっていて、人間は、必ずその両方を体験し、50対50のバランスの上で成長するようになっている。夫婦の愛情は3年しかもたない。20年とか30年以上続いている夫婦は、3年の間に「尊敬」の概念をつくりあげることができたから・・・など。

 とどめは「実は、”幼児性の克服”のために結婚というものが存在する」・・・耳が痛い。


2011-11-22

カテゴリー:生き方

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