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#357

ヴィジュアル歴史図鑑 世界の鉄道

フランコ タネル 黒田 眞知 田中 敦 岩田 斎肇 河出書房新社 (2014)

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 これは「世界の鉄道博物館」的な本ですね。

 タイトル通りの本なのですが、様々な、最近の世界の鉄道写真ばかりでなく、鉄道が誕生した頃についてもその頃の鉄道の資料やレプリカの写真なども使って鉄道の歴史を説明、解説をじっくりと読まずに写真を見るだけでも楽しめます。

 鉄道の起源から始まり、技術の進歩とともに車両はどんどん大きくなり、豪華な車両も現れ、貨物の運搬のために大型化し、戦争では軍事施設として重要な役割を果たし、高速化するとともに国際化をとげ、荷物や人の運搬の役割からその利用は観光などの娯楽へも広がる。

 海外の鉄道のデザイン、必ずしもカッコイイものばかりではありませんが、どこからこんなデザインを思いつくのか、という目で眺めるとなかなか面白いですね。
 鉄道って、いろいろな人や会社が競争しあって技術が高まったり、サービスが良くなったりしていったというのがよく分かりました。

 鉄道の発展は主に欧米中心でしたから仕方ありませんが、紹介が欧米に偏っているのがちょっと残念(でも日本の新幹線は紹介されていますよ)。

2015-1-22

カテゴリー:交通

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