#14
MacBook生き返る
それはささいなきっかけでした。3ヶ月ほど前のある日、夜中に働かせていたMacBook、突然のフリーズ。
うんともすんともいわないので、主電源長押しで再起動させたら、あれ?やけにバカでかい起動音がしたな、と思った次の瞬間、リンゴマークと「?」マークの書いてあるフォルダの絵が交互に点滅。イヤな予感がしました、緊急事態発生だ・・・
とりあえずOSインストールCDから立ち上げ、ディスクユーティリティからディスクの検証を試みますが、問題は無しと表示されます。再び再起動、症状は変わらず。
仕方無いのでOSを再インストールすることに。データは別の外付けハードディスクにバックアップさせたりしているので問題無し。
ところが。インストールを進めようとすると、インストール先としてハードディスクの表示が出てこない。その他、いろいろ試してみますがダメです。
ネットでいろいろ調べてみると、どうやらハードディスクがイカレてしまったようだ、と。
購入して3年なのに早くないか?前に使っていたiMacは譲ってもらったものだけどトータルで8年近く活躍してたのに、何だこの差は?
そうは言っても仕方なし。購入時に保証期間延長プランにも入っていなかったので、修理に出せば実費がかかります。調べてみるとアップルでも3万5000円くらいから、他の格安ショップでも1万円くらいのようです。
もっと調べるとさらに情報はあるのでしょうが、店とか修理費とか調べるのも正直面倒になってきて、そのまま放っておいたのでした。うちには他にヨメのiMacもあったから正直それほど不便でもなかったし。
しかし、ダメになったパソコンを寝かせておいたからといって直るわけでもなく、どうしたものかとずっと気がかりでしたが、先週のある日突然思いました。
どうせ保証期間も過ぎてるし、ダメもとで自力で交換してみるか?うまくいかなかったら修理に出せばいいや。換えのハードディスクがムダになっても、ヤフオクで売りに出せば買い手はいるだろう、と。
調べてみると、「SATA規格の2.5インチHDDで厚さが9.5mm以下」という条件を満たしていれば大丈夫なようです。価格com.で見てみると、評価の良いのが東芝のMK7559GSXPというモデルで容量が何と750GB、価格が5200円。もともと80BGだったからそんなに容量はいらないなあとは思ったのですが、それより容量が少ないモデルでも金額はせいぜい1000〜2000円程度安いくらい。それじゃこれでいっか、大は小を兼ねるって言うし、とさっそく購入。
さて、品物が届いて、お釈迦になったハードディスクを取り出し、新しいハードディスクを装着。認識せず。ディスクユーティリティを立ち上げても新ハードディスクの姿は現れず。
その後もあれやこれやと試してみますが改善せず、もうこれでだめなら諦めようと思ったその時。
再度OSインストール作業を試みますが認識せず、次にディスクユーティリティを立ち上げると、何と画面に「750.16GB TOSHIBA MK7559GSXP Media」 の文字が!おおっ!ようやくハードディスクを認識したのであります。
しかし、油断してはいけない。認識してもちゃんと動かないかもしれない。Mac OS 10.6のインストールを始めました。お、作業してる。終了。再起動。いろいろアプリケーションを立ち上げてみる。問題無さそう。・・・良かった、ホッ。
作業の途中で取れてしまったゴム製のガイドとか、前のハードディスクにくっついていた何でもないようなカバーをオマケで着いているのだろうくらいに考え取り付け省略していたのですが、これらをしっかり装着し、ハードディスクの端子をしっかり本体のと接触させるのがポイントのようです。考えてみればあたりまえですけどね、この微妙なコツをつかむのに時間がかかりました。
ここまで来ると怖いもの無しです。この勢いで調子に乗って、OSのバージョンを最新のMac OS 10.7にそのままUP。試しにいくつかアプリケーションを立ち上げてみますが問題無さそうです。
こうして私のノートパソコンは、ノートなのにハードディスク容量750GBというアホのような仕様のパソコンに生まれ変わったのでした。
でも内蔵のDVDドライブは買って1年半くらいで壊れたんだよね、外付けのを持ってるからこっちは直す気無いんだけど。
2011-10-3
カテゴリー:つぶやき