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#120

子という鏡

2013-10-31

 こんな詩に出会いました。


 *****


 子は親の鏡


 けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる

 とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる

 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる

 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる

 親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

 叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

 励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる

 広い心で接すれば、キレる子にはならない

 誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

 愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

 認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる

 見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

 分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ

 親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る

 子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

 やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

 守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

 和気あいあいとした家庭で育てば、

 子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる



 (子どもが育つ魔法の言葉 ドロシー・ロー・ノルト レイチャル・ハリス PHP研究所)




 *****



 この詩を読んだとき、なんて分かりやすいんだろう、と思いました。
 的確だし、簡潔で、リズムがあって、すっと入りやすい。
 前半は、多くの親は身に覚えがある内容だと思います。ついつい内省してしまいます。
 しかし後半、「こうすればこんなふうに育ってくれるんだよ」と、励ましの言葉をかけられている気持になります。

 そして、これからの子育てが楽しみになってきます。

 この詩はぜひ、空で覚えたい。




 この詩のもとになった本の感想を書きました。⇒「子どもが育つ魔法の言葉」




カテゴリー:こどもとともに

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