#120
子という鏡
2013-10-31
こんな詩に出会いました。
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子は親の鏡
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
(子どもが育つ魔法の言葉 ドロシー・ロー・ノルト レイチャル・ハリス PHP研究所)
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この詩を読んだとき、なんて分かりやすいんだろう、と思いました。
的確だし、簡潔で、リズムがあって、すっと入りやすい。
前半は、多くの親は身に覚えがある内容だと思います。ついつい内省してしまいます。
しかし後半、「こうすればこんなふうに育ってくれるんだよ」と、励ましの言葉をかけられている気持になります。
そして、これからの子育てが楽しみになってきます。
この詩はぜひ、空で覚えたい。
この詩のもとになった本の感想を書きました。⇒「子どもが育つ魔法の言葉」
カテゴリー:こどもとともに