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#128

決断

2014-1-16

 突然ですが・・・ 

 4月に、埼玉から宮崎に移り住むことになりました。

 記事「未だ闇の中」の中で、すでに宮崎で生活しているカミさんとムスメと3人で一緒に暮らそうと、ムスメの特別養子縁組を急いだものの、その間に宮崎に移る気持ちから離れてしまいつつあったことについて書きましたが、先頃の年末年始にいろいろ気持ちを整理し、決断しました。

 宮崎に住むこと。

 実はこれは自分にとって、「仕方のない選択」では全く無いのです。それどころか、宮崎は、カミさんの故郷であり結婚して10年の間に第二の故郷として何回も行き来し、すっかり好きになってしまったところ。
 住んでみたいと思うところになっていました。

 でも、これといった大きなきっかけが無かったために、具体的に移住する検討をすることはありませんでした。

 自分にとってネックとなったのは「職」でしょうか。
 宮崎には、自分が今やってる「造園設計」という仕事の需要がほとんど無い。
 「職」は、やはり「これがやりたい!」という他の仕事を宮崎で見つけるくらいでなければ、「いいところだから住みたい」という気持ちではうまくゆかないだろうとずっと思っていました。
 農業が盛んなところですから、有機農業が盛んな綾町に行って自然農の勉強をしたこともありました。
 しかし「自分が食べる分の野菜を育てるならともかく、人生をかけて農業に打ち込むほどの情熱は今は無い」と気づきました。


 しかし、ここに来て、自分の中での「決断」の期限が来てしまいました。
 ムスメは来年小学生になりますから、移住するか家族を呼び戻すかを決めるとしたら今年中。
 今の自分の仕事の状況から、移住するとしたら、新年度を区切りとして辞めるのが会社にかける迷惑は最小限で済むだろうということ。
 移住を決断するなら、この機会を逃したら後はもう無いであろうという直感。
 そして、どんなに考え直しても、自分の将来像を想像すると宮崎で生活している姿が思い浮かんでしまうこと。

 あとは、カミさんとムスメが宮崎で築いたコミュニティーの尊重。
 不思議な縁で我が子となったムスメを、親の責任として(そして世間で言われる「風評をあおる人間」として(しかし風評騒動のほとんどは危機感を持った市民が要求する情報をろくに出さなかったり操作したりする政府や各機関、そんな政府べったりで報道機関としての使命を半ば放棄したマスコミにより煽動され)」)少しでも放射能から守るという使命感。


 そして、自分の中で最終的に決断する際につけた理由、それは「後悔しないこと」でした。

 いつまでも考えても仕方ないから、動いてしまおう。
 たぶんこのままここにいたら、後悔するだろう。

 決めてしまったら、自分の頭の中で、闇が、もやが、すっと晴れたような気分になりました。




カテゴリー:こどもとともに

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