#142
宮崎⇔埼玉 車での旅
2014-8-20
宮崎に引っ越すことが決まるずっと前から、カミさんと話していた、ある「やってみたいこと」がありました。
それは、「もし宮崎に住んだら、車でキャンプをしながら埼玉に里帰りする」こと。
帰りにあちこち立ち寄ってのんびり帰るって、楽しそうじゃないですか。
そしてついに、今年それを実行することになりました。
日程や泊まる場所を決めてはみたものの、直前になって台風襲来。
一時は実行をあきらめかけていましたが、台風情報をにらみながら何とか予定を一日づつずらすことで計画実行が可能と判断して、当初の予定より一日遅れで出発したのでした。
本当は夜中に出発したかったのですが、宮崎を離れた台風が一日目の宿泊地である広島に向かっているとあって、早めに出ても無駄と思い遅れて早朝の出発となりました。
【往路編】
ようやく出発。台風一過のちぎれ雲。宮崎自動車道。
ところが、鹿児島・熊本に近づくにつれて厚く黒い雲が。
九州自動車道ではついに雨。
関門橋で本州に上陸!しかし雨はさらに激しく!!
過ぎ去った台風に追いついてしまったか?
しかし、山陽自動車道で広島に近づくころ、ようやく晴れ間が見えてきたのでした。
台風は日本海へ抜けたようです。
山陽道を離れて広島呉道路。すっかり青空になりました。
キャンプ場に向かう手前で、食材を仕入れ。
こんなところで「宮崎産」の野菜に出会うとは。
野呂山キャンプ場で。
さっそく、野菜焼いてます。
月のきれいな夜でした。
しかし夜中から濃い霧が。
次の日。
キャンプ場はこんな感じのところです。山の上で、森に囲まれてます。
晴れていると海側のサイトでは瀬戸内海が見えるそうですよ。
山の上は真っ白でしたけれど、山を降りる途中から瀬戸内海が見えました。
山陽道に戻りましたら早速雨でしたが、大阪に近づくにつれて天気がよくなりました。
やっぱり大阪は都会の風景。モノレールが道路に沿って見えました。
琵琶湖そばの六ツ矢崎浜オートキャンプ場。
湖のさざ波、広い水面がきもちいい。
暗くならないうちに夕食の準備。
湖西道路は混んでいたのです、ずっと。
キャンプ場に着いたら他の利用客は夕食も終わってくつろいでいるところでした。
夜は対岸の明かりがゆらゆら見えて気持ちが落ち着きます。
今夜は花火。
さらに次の日。
山岳高速、中央自動車道を登っていきます。
雲が湧き立つ中央アルプスの風景。
見慣れた「小仏トンネル 渋滞」って表示に、今回はテリトリーに帰ってきという気分になりました。
しかし、お盆前で、上り線で、天気も悪いのに、「渋滞」ってどういうこと・・・?
【復路編】
実家に帰って父から聞きましたが、いつのまにか圏央道の南端が海老名で東名高速道路に接続していたようで。
おかげで走りにくい首都高速を通らずに楽に東名高速に出ることができました。
うちのカーナビ君は新しく開通した部分に対応しておらず、
車が高尾山の下を通過中に、カーナビ君の「現在地」アイコンは高尾山の下を一生懸命掘ってました。
ナビは執拗に中央道に出るようにとの指示を出します。赤い渋滞の表示とともに。
しかし車は圏央道のトンネルを快適に走り抜けました。
ようやく東名高速に合流するところ。
大阪へは名神ではなく伊勢湾岸自動車道を使いました。
名古屋の海の玄関口、伊勢湾に連続する、見事な橋脚群。
大阪から宮崎へはフェリー。
さすがに往復すべて陸路は時間的・体力的にしんどいし、そして一度フェリーに乗ってみたかったので。
宮崎カーフェリーの船、「みやざきエキスプレス」。
10月からは関西側の発着が大阪港から神戸港に変わるのだそうです。
この待合室の風景も見納め。
船は港を出てゆきます。
次の日の朝の光はきれいでした。
(晴れててよかった・・・)
あと1時間ほどで到着。延岡〜日向のあたりが見えました。
宮崎港の入口。この景色の色は宮崎らしい色ですね。
帰ってきた、という気持ちと、旅行に来た、と錯覚するような気持ちが入り交じり、
不思議な気分。
ようやく着岸。長い旅が終わりました。
ところで、今回の車での旅では、あちこちに立ち寄るつもりでしたが。
実際は・・・そんな時間はありませんでした。
原因としては、
・宿泊地をキャンプ場にしてしまったため早めに到着する必要があったし朝ものんびりしてしまった。
・当初見積もった時間よりもかなり多くの休憩時間を取っていた。
・そもそも台風のごたごたで計画が混乱し、一部時間の計算を誤っていた。
・お盆ウィークの、上り線の渋滞予測が困難だった。
などが挙げられるでしょうか。
ムスメには「時間があれば途中でどこか寄っていくよ」と言っていたのに、そしてムスメはそれを楽しみにしていたのに・・・
実際は・・・
後部座席に自分の城を作って遊び、遊び疲れると寝てしまいました。
(ギャーギャーぐずることも無かったから、多少は親と一緒に旅を楽しんだかもネ)
さすがに可哀想なので、帰りに寄った刈谷ハイウェイオアシス(サービスエリアに遊園地が併設されている)の観覧車に乗ってもらいました。
ムスメは初・観覧車だったらしい。終始興奮気味のムスメ。
そして最後のフェリーはとても楽しかったらしく、船じゅうを探検してまわったのでした。
転げてみたり。
窓にはまってみたり。
今回の惜しかった点を考慮し、次からは、なるべく下道を走る、行程を短くしてもう少しいろいろな場所に立ち寄れるようにする、時間にもっとゆとりを持たせる、など工夫をしたいと思います。
それでもオトナ二人はやりとげた感もあり結構楽しかった。
オトナのわがままにつき合ってくれたムスメよ、ありがとう。
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