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いすみ鉄道公募社長 危機を乗り越える夢と戦略

鳥塚亮 講談社

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 航空会社に勤務しながら一方で鉄道DVDの販売という、二足のわらじを履いた筋金入りの鉄道マニアが、千葉のいすみ鉄道の公募社長になり、鉄道存続のために様々なアイデアを仕掛けて奮闘。

 同じ鉄道会社公募社長の、山形のフラワー長井線社長の手記「私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します」という本を読んだことがあり、その社長の奮闘ぶりに読むこちらも熱くなりましたが、この本でも、会社だけでなく沿線地域までも徐々に変わっていく様子が伝わり、どんどん引き込まれます。

 特に、訓練費用自己負担運転士募集を実現するために、お固い運輸局に何とか認めさせるくだりは、ついついこちらも力が入りました。アイデア次第で存続危うい地方鉄道会社もなんとか活性化するんですね。

 で、この会社は、国鉄の旧型車輌キハ52をいすみ鉄道の目玉とするべく、「キハ52車輌オーナー・サポーター」制度により支援金によりめでたく購入しましたが、実は私もこれに参加しました、残念ながらお披露目会には参加できませんでしたが。

 かつて何回か、小湊鉄道といすみ鉄道を乗り継いで房総半島を横断したときのことを思い出しました。






2011-8-3

カテゴリー:まちづくり・コミュニティ交通経済・ビジネス

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