#234
【読書】泣いて生まれて笑って死のう
昇 幹夫 春陽堂書店
昇さん、お医者さんでありながら「日本笑い学会」の副会長さんもされているそうで。
この本は生まれてから死ぬまで健康に暮らすための方法を書いた本と言っていいと思いますが、健康といっても「身体」の健康はもちろんですが、同時に「心」の健康についても書いてます。
そのカギは「笑い」。
赤ちゃんが生まれてから成長して老いるまで、お産について、食育について、メンタルヘルスについて、生活習慣病について・・・などについて、本来の人間の(そして日本人の)身体に合った形の生活を検証・提案してゆきます。
読んでいくと、私はわりと昇さんの提案している内容は気をつけているという実感はありましたが、「笑い」はちょっと足りないかな・・・。
笑いの効用についてはよく聞きますし特に目新しい訳でもないと思いますが、「笑い」はオマケじゃなくて、他の健康への気遣いと同じくらい大切なものだということが分かります。
文章は読みやすく、分かりやすい。なるべく医療や薬に頼らず、健康に楽しく暮らすヒントに溢れています。
健康講座のCD付き。
2013-4-3
カテゴリー:生き方/医療と健康