#269
長生きしたけりゃ肉は食べるな
若杉 友子 幻冬舎
何とも今ひとつなタイトルですが、たぶん強いインパクトを与えるため出版社の方が決めたんでしょうなあ(想像ですが)・・・
以前、若杉さんの「野草の力をいただいて」という野草料理の本を紹介いたしましたが、こちらは主に病気にならないためにどうするかについて、こちらは若杉さんがこれまで実践し教えてきたマクロビオティックを基本とし、主に日本人に合った日常の食事を紹介した本。
タイトルにある「長生きしたけりゃ肉食べるな」もそうですが、「牛乳は体に悪い」とか「「酢は体にいい」はウソ」とか「パンは万病のもと」とか、仰天するような見出しに驚くでしょう。こんなことはお医者さんは教えてくれない。
でも若杉さん、この方法で数々の方々を病から救い、健康にしてきました。ガンが治ったり、アトピーが治ったり。
何よりも76歳のご自身が、この方法で病気知らずで生きているというのですから。
長年の経験で培われたにも関わらず今はもうほとんど忘れられた、昔ながらの治療法や食事法をしっかり取り入れ、一つ一つの見出しの内容はバラバラなようでも、一通り読み終えると、すべて繋がっているということが分かるでしょう。
我が家もマクロビオティックを初めてもう10年になり、若杉さんの言っていることは実感として感じる部分が多いのですが、改めて忘れていたこと、知らなかったこともいくつかあり、勉強になりました。
昨今は不妊治療が話題となるようになりましたが、子どもが欲しい人にもアドバイスしてます。それも実に簡単なこと。
日本人ならではの食事に戻り、健康を取り戻しましょう。
2013-8-7
カテゴリー:食と農/医療と健康
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