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#66

人はなぜ眠れないのか

岡田 尊司 幻冬舎 (2011)


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 ワタクシは今は特に眠れないという症状が無く、逆に床に入ったら数秒で眠りに入る自信がありますが、「眠り」とはどういったものかについては感心があったので読んでみました。
 というのは、前の職場を辞めた時に「うつ病」とやらになっていたらしく、普通うつ病というと多くは不眠の症状があるようなのですが、眠れないどころか四六時中眠くて仕方ないという状況に陥りまして。
 睡眠系、呼吸器系、東洋医学の医者などいろいろな医者に行ってみましたが原因は分からず苦労しました。今はすっかり完治しましたが、最近また良質な睡眠を得られていないような気がしているのです(単なる寝不足?)

 さて、この本では睡眠の仕組みについて分かりやすく教えてくれます。
 不眠が人体にどう影響を及ぼすか、そもそも眠るとはどういうことなのか、そして睡眠障害の様々な症状。夜更かしはもちろんあまり良いものではありませんが、極端な早寝早起きもいいとは言えないようです。

 体内時計が光によって調節されているというのは聞いたことがありましたが、視覚や皮膚だけでなく肝臓や腎臓にも体内時計の働きがあるとは知りませんでした。こうしてみると、ほとんどの人が、理想的な睡眠をとれてはいないのではないか、少なからず何かしらの睡眠障害があるのではないかと思います。(見てると通勤電車でシートに座る人の8〜9割は眠っていますからね)睡眠は普段の生活に大きな影響をあたえますからないがしろにはできませんね。

 それはそうと、理想的な睡眠を取るにはどうしたらよいかについても紹介されているので、参考になります。良質な睡眠を得るためにはそれなりの準備が必要なんですね。


2011-11-17

カテゴリー:医療と健康

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