#146
梨の皮むけた!
2014-9-23
わが家では私が「果物の皮をむく係」という役目になっており、カミさんの言い分としては「ダンナの皮むきがうまい←(本音:アタシは皮むくの面倒くさい)」ということで、ムスメにも「ほら、お父さんに皮むいてもらいな!」とけしかけるので、ついつい「あー、はいはい・・・」と私がむいてあげるハメになるのですが。
私が子どもの頃は、果物を食べたい時は母から「はい、どうぞ」と果物と一緒に包丁やナイフも渡されて、自分で皮をむいて食べていたものでした。ですから、私の「果物皮むき歴」は長いのです。
しかし先日、ムスメが食後に、冷蔵庫の梨を食べたい、と言ったので私が皮をむいてあげようとしたところ、ムスメが「自分で皮むく!」と言い出したのです。
「・・・じゃあ、やってみる?」
「うん!」
目をきらきらさせて言うんですね。
とりあえず等分に切り分けた梨を渡し、果物ナイフの使い方も教えました。
「(柄を)しっかり握って、皮をむくところに親指を当てて・・・」
「こう?こう?」
ムスメの手、果物ナイフを握るには小さすぎました。
それでも何とか、柄をしっかり握って親指を添えるようにがんばって、でもスッスッとはむけずに、ところどころ大きなかけらで切れてしまい、「もったいない」からとそれをぱくっと食べながらまた皮むき再開・・・まるで一品料理でも作っているような・・・
おーい、もう片方の手の方にナイフの刃先が向かってるぞー
もくもくと
時々 皮をちぎるという荒技を使います
いやいや、見てるとハラハラしてしまって、いろいろ口出ししてしまいそう。
大事なポイントだけ言っておき、もう見ないことにしました。(これだけ言っておけば、たとえケガしたって大したことないだろう、ってことで)
完成品!
ところどころ皮が残っているし、表面も凸凹してますが、初めてにしては上出来!
ムスメもよほど嬉しかったらしく、「今度から自分でむく!」と宣言しました。
それはそうとして、ムスメが皮をむいた梨を食べて思ったこと。
美味しかったけどね、ムスメには申し訳ないが舌が感じるその表面のゴツゴツ感が「美味しい!」という感覚を少し邪魔しているような気がしました。
果物の場合、きれいに皮をむく、というのは、見かけを良くするだけではなくて、舌触りを通して味覚として伝わる「美味しさ」を活かすこと、なんですね。
でもね、私が果物の皮を自分でむくようになったのは小学校にあがってから。きっとムスメはすぐに上手になりますよー。
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