ツブヤキ #186
はじめての夏休みの宿題
2015-9-8
1週間ほど前、娘の小学校の夏休みもようやく終わりました。
夏休みが始まる前に「娘の宿題をどうするか?」と妻と話し合いましたが、「どうせ毎日宿題をしなさいと言っても毎日ケンカになるだろうし嫌々やることだろうしダラダラと無駄な時間を過ごしてしまうに決まっているから、どうするかはとりあえず娘にまかせよう。夏休み最後にお尻に火がついて大変なことになると思うけど、毎日ケンカするよりそっちのほうがいい。」ということになりました。
学校がある時は、他の子は学校から帰ったら宿題を済ませてから遊ぶようですが、うちの娘は親が宿題しなさいと言わないので、何の迷いもなく真っ先に遊びに行き、帰ってきてから宿題。ときには眠くて「おとーさんあしたのあさ宿題やるから5時に起こして」と言うときも。
そうはいっても、夏休みの宿題は娘にとっても初めての経験。
大量の宿題を長い休みの間に自主的に計画をたててこなすのは難しいでしょう。
ですから、娘に宿題の状況の様子を聞いたり、うまく宿題を終わらせるためのアドバイスくらいはしようとは思いました。
実際に夏休みに入ると、私が思ってもみなかった形で娘は宿題をすることになりました。
妻が働いているので、娘をその間、3月まで通っていた保育園に預けることになりました。
そして保育園の子どもたちがお昼寝の時間の間に、保育園の先生が娘の宿題をみてくれることになったようです。
保育園が夏休みで預けられない時は妻の実家で妻の親が面倒みてくれましたので、その時に宿題はやって。
妻が娘を連れて行く時に「宿題持っていきなー!」と言うと娘が「分かったー!」と応じていたので、娘にもあの大量の宿題を何とかやらなきゃという意識はあったようです。
結果的に、親ではない他の人のおかげで、娘の宿題は概ね片付いたのです。
夏休み修了10日前が登校日でした。
その前日は、やっぱり少し娘はこれが分かんないとかこれができてないとか騒いでましたけど、ほとんどできていて、次の日、提出しなければいけない宿題は提出してました。
引き続きやらなければいけない残りの宿題は、毎日続けなければならない一行日記や算数の計算、朝顔の開花の記録など。
(・・・そうそう、朝顔ね、夏休みに入るときに学校から我が家に来た朝顔は、葉っぱがほとんど虫に食われてクッタリしていたのですよ。それを私が虫食いの葉っぱを取り去って、水をたっぷりあげて養生して・・・そしたら数日して新しい葉が出て花が咲くようになりました、ヨカッタ。それ以降、水やりはもっぱら私の仕事。娘のためではなく、朝顔のため。)
最後の10日間、娘はどうするかな、とちょっと気にしながら過ごしてましたが、夏休み残り2日・・・今日で宿題終わらせる、おとーさん手伝って、と言うので、いいよとつきあいました。
日記とかは本来毎日やらなきゃいけないものですが、やっぱりためちゃいますね、子どもって。娘はカレンダーのメモを見て、何をした日かを思い出して、埋めていっていました。
あとは算数の練習なんかも、やりたくないのかどんどん後回しにします。「算数、先にやったほうがいいんじゃない?」と言っても、なんだかんだ理由をつけて。
そのうち娘の集中力も切れて遊びだしました。
「おとーさん戦争反対のデモに行きたいんだけど、行く?H(娘)が宿題したいというなら行かないで宿題つきあうよ」と言ったら娘は迷わず「行く!」と。明日(夏休み残り1日)はあまりできないからね、と念押ししましたが、早く宿題から離れたいのか、すっかりその気になっています。
どうせお尻に火がつかないとやらないだろうし、このまま宿題させても無駄な時間を過ごすだけだろうから、と、娘を安保法案反対デモに連れて行きました。
ダメ親です。
次の日、夏休み最後の1日。
娘は起きるなり、案の定「宿題終わらない!」と騒ぎだしました。
娘としては今日1日を宿題の日に充てたかったようで(1日あってもたぶんダラダラになって最後にやっと火がつくと思う)、「おかーさん一緒に宿題しようよー!」と泣いて懇願してましたが、無惨にも妻に保育園に連れていかれ・・・
そして夜。
娘の宿題のラストスパートに、妻がつきあいました。
部屋には宿題の紙が散らばり、その中で卓に向かって娘は一つ一つ残りの宿題をこなし、最後のほうは半ベソかきながら、それでも妻がアドバイスしながら、夜11時近くまでかかって何とか終わらせてました。
娘も妻もがんばった!
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