ツブヤキ #208
お尻に火がついて終わらせる「学校の準備」
2016-3-5
小学校にしたばかりの頃、学校の準備を前日にすることがなかなかできずにいた娘、その後。
娘の「やりたくない日課」ナンバーワン、ナンバーツーともいえる「宿題」「学校の準備」も、だらだらと時間をかけながら何とか前日の寝る間際までには終わらせる毎日。
小学校に入って1年生後半ともなると学校で頑張ってくたびれるのか、「何とか準備を終わらせよう」としているのに夕飯を食べ終わると眠くなって何もできなくなる、という光景をよく目にするようになりました。
そうなると次の日の朝に準備するハメになるのですが、朝の学校の準備が「終わんない!!」と大騒動になるのは相変わらず(結局終わらせますが)・・・。
親としては「夕ご飯の前に全部済ませて欲しいなあ」と心の中では思いますが、本人に任せることに決めてましたから、学校の準備をせずに娘が寝てしまうと「あー寝ちゃったよ、次の日は大騒ぎだ大変だな・・・」と気持ちが重くなります。
しかしここ数日、大きな変化が。
ある日、前日に学校の準備ができず寝てしまった娘を当日の朝5時半に起こすも(準備ができない時は5時半に起こして、と頼まれる)起きられず、6時に起床。
案の定「終わんなーいいっ!」と大騒ぎしましたが、それでも朝ごはんまでに何とか間に合いました。
その次の日。
今度は5時半にも6時にも起きられず、6時半に起床。
やっぱり「終わんなーいいっっ!」と大騒ぎした娘は、それでも何とか登校前ぎりぎりに準備を終わらせました。時間が無くて朝ごはん食べずじまい、しかも忘れ物をして家を出た直後に2回戻ってきました。
そのまた次の日。
今度は5時半にも6時にも起きられず。というより「起きる気が無かった」という感じ。
6時半に起きた娘はそれからさっさと動いて学校に行く準備を15分くらいで終わらせ(何だ、やればできるじゃないか!!)、何と余裕で朝ごはんを食べてました。
そのまた飛んで2日後くらい。
今度は5時半に起きたのですが、時間があり過ぎてだらけてしまい、結局準備を終わらせたのはいつもと同じ時間・・・(おーい、何のために早く起きたのだ?)
どうも、お尻に火がつかないとエンジンかからないようですが、どんなに騒いでも「登校時間」というリミットにきっちり間に合わせられるところはすごいなとヘンなところで感心してしまいました。
良くも悪くも「当日の朝に学校の準備をしても間に合う」という自信をつけてしまったようで、大騒ぎもしなくなりましたが、こうやって自分であれこれ経験しながら、自分なりのやり方を獲得していくんですねえ、子どもって。
(でも当日何があるか分からないから準備は前の日にやったほうがいいぞー、と父はやっぱり思いますが)
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