#129
そのこ
谷川 俊太郎 塚本 やすし 晶文社
どこのお店でも、行けば買えるチョコレート。
そのチョコレートの原料であるカカオ豆がガーナという遠いアフリカの国で作られており、そのカカオ豆の生産のために少年たちが働いている、という現実があります。
その少年のことを、日本に住んで、学校にも行き、働かなくて済む「ぼく」が思っている、という設定の絵本。
「ぼく」はその少年のために何かしたいのですが、どうしたらいいのか。結論はありません。そう、これを読んだそれぞれの「ぼく」が考えるのです。答えは無数にあるでしょう。親子でそれを考えるのもいいでしょう。
そして、何もこの類いの問題はチョコレートに限ったことではありません。他の事例に話を展開するのも良いでしょう。
2012-4-18
カテゴリー:子どもの本/世界の社会問題
*** TOP
***ツブヤキ
記事一覧(2016年3月11日まで)
(⇒それ以降はこちら)
▶カテゴリー
つぶやき/こどもとともに/原発/ライフスタイル/旅と山歩き/芸術のあたり/フィルム/気になる人たち/宮崎へようこそ/平和を 安心を 自由を
*** 読書の時間
記事一覧(2016年3月11日まで)
(⇒それ以降はこちら)
▶カテゴリー
宗教・信仰/思想・哲学・心理/生き方/偉人伝・自伝/世界の社会問題/世界の社会事情と外交/政治と行政/福祉/日本の社会問題/世界の文化と歴史/日本の文化と歴史/建築・造園/まちづくり・コミュニティ/経済・ビジネス/自然科学/医療と健康/地球の環境と資源/自然環境と災害/科学技術/原爆・原発・原子力/食と農/暮らしと子育て/交通/伝統技術/芸術論/画集・作品集/写真集/旅と山歩き/詩集/小説/評論・エッセイ・ルポ/子どもの本
▶おすすめの本