子連れ登山、初の・・・巻機山

ツブヤキ#226

8月後半、帰省したついでに巻機山(まきはたやま)に行くことにしました。

巻機山はずっと行ってみたかった山で、これまで行く機会はありませんでしたが、今回の帰省でどこかの山に行こうか、と考えた時に、ぱっと思い浮かんだのが巻機山でした。

娘に、山に行くけど一緒に行く?と尋ねましたら、「一緒に行く!」と言いましたので、朝早く出発し、関越自動車道に乗り、塩沢石打ICで降り、そこから山の方へ向かうこと約30分。

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登山口の桜坂駐車場への到着が7時と遅いので、もう満車かなと思っていましたが、平日のためか、まだ空いてました。

娘は車で移動している間はぐっすり眠り、一度も起きず。駐車場に着いて起こしました。

眠そうでしたが登る気になった娘と登る準備をして、さて出発!

ところが・・・

娘は歩き始めは調子が良かったのですが、だんだんと「疲れたー」と言い始め、登り始めて30

分もしないうちに「もう無理ー」とか「足が疲れた」とか言い出すのです。

・・・双石山とか猿のように登っていたのに、そんなにひ弱になったのか?と思い、「もう少しがんばれ!」と促しますが・・・

歩いてはすぐ立ち止まり、「疲れたー」と、岩にへばりつきます。

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1時間ほど歩くと、ブナの森になりました。木立がきれい。

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冬の間の雪の重みで、根元のあたりが曲がっています。

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しかし、残念ながら今回の登山はここまで。

なんだかんだで3時間ほど登りましたが、娘は「もう無理ー」と座り込んで涙をぽろぽろ落とし始めました。

こりゃ無理だなあ・・・新潟という遠い所の山までせっかく来て、尾根にすら出られないのは残念ですが、これ以上登るのは無理だと思い、下山することに。

これまで何度も子どもと山登りしましたが、初の登頂断念。

巻機山は行程が長いので登頂は難しいかなという覚悟はありましたが、こんなに早々と撤退するとは思ってもみませんでした。

娘は「足が疲れた・・・」と言ってましたが、よくよく聞くと、左足の中指が靴に当たって痛いのだそう。私の「登りたい」という気持ちが先行して、娘の様子をちゃんと把握しようとしてませんでした。

山を下り始めると上るよりも強く足の指が靴に当たるので歩くたびに痛い痛いと言い出し、頻繁に立ち止まるようになりました。しかし、当たる部分に包帯を巻く応急処置をしましたら痛いのは治まったようです。

しかし娘はもう歩くのも辛いようで、下山の最後の30分は、私が娘を背負って下りることにしました。自分のザックを前に掛けて、後ろに娘をおんぶして。ザックで足元が見えないので時々滑りましたが、ゆっくり、ゆっくりと。娘は負ぶわれながら、子どもながらにも気を遣っているのか、ときどき後ろから手ぬぐいで私の首のあたりの汗を拭いてくれました。

まあでも、山の方に雲が出てきて雨も降りそうだったし、もしかしたらもう下りな、と山に言われたのかもしれないなあ、と自分を納得させて。

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駐車場に着いて車に乗り込むと、娘は眠いといいながらシートに倒れ込み、早速昼寝。

後になって思ったのは、いつもは多少文句を言いながらも頑張って頂上まで登る娘がこんなにへたばっているのは、関東に戻って家族であちこち出かけたので、旅疲れでくたびれてしまったのだろうなあ・・・と。反省しました。

そして宮崎に帰るときに・・・

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離陸を待っている飛行機で。

娘は座ったまま昼寝を始めました。

飛行機で寝たことがほとんど無い娘が、飛ぶ前に寝るなんて!よっぽどくたびれたんだね。あちこち連れ回してごめんよ。

今回は不完全燃焼だった巻機山の登山、またチャレンジしてみます。

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